有限会社 三九出版 - ◉著者の思い◉ 「この世は荒んでいる!~」を著したおもい


















トップ  >  本物語  >  ◉著者の思い◉ 「この世は荒んでいる!~」を著したおもい
☆<BOOK REVIEW>「病める日本―診断とその治療法」

          ◉著者の思い◉「この世は荒んでいる!~」を著したおもい

             瀬古 文男(愛知県名古屋市)

この世は人のこころが荒廃し,いのちを軽んずる風潮が重くのしかかり,かつてはなかったようなあってはならぬ異常で無責任な行為が跋扈しています。
「核の脅し,地球環境の破壊,無差別テロ」の三大危機をはじめ,「人災を天災の範疇にして責任をとらない行政」 「子供を拉致し殺した遺体を線路に遺棄するような残忍な殺人」「権力の傘の下で平気でパワハラやうそがまかり通り,弱者を破壊」等々,これらは,人間の歪な対立的利己心,貧困惰弱な感性から生じたことですが,こうした心の過疎ともいえる精神の退廃は,過剰な経済競争,石油文明への大量依存,利便性の欲求追求競争,勝者至上主義の産物でもあります。
そこで,未来の平和で健全な温もりのある人間的な社会を確信し,取り戻す為に何に心がけ実践する必要があるのかを読者の皆様と共に考えたいと思い少し書き出した試みが今回の小拙著であります。
「自然との接し方,人の理解とコミュニケーションの取り方,リスク・危機への備え方,日本の良き文化・先人の知恵教訓の活かし方,リーダーシップの取り方,いのちを燃やすこと等の一考を著しています。
文明の利器をモットモットと追いかけず,「足るを知り」天然自然・人と調和して丸くおおらかに共生していく。自然の豊かさ大切さを知ることは人間性を高める道でもあります。 対象物と対立することなく対象と一つになった時に大きなエネルギーが湧きあがる時の感動には無尽蔵の喜びがあります。
同じ地球に住む皆が「自他一如」又は「天地人一如」になるようなこころの大切さを学び,限りあるいのちある人生は「何の為にあるのか」を探し求め,逞しく「生き生き生きる力」を育み実践したいと思います。
そして, 私達は目に見えないものに強く支えられていることを知り,感謝と謙虚なこころを忘れないように,又,異常なこと異様なことに平気にならないようにしたいものです。
あらゆる組織・グループでリーダーシップを発揮される方,失敗や被災して怖れ,悩み苦しみの淵から脱却して再出発されたい方,人生をよりこころ豊かに充実していきたい方々に参考にしていただければ幸いです。 
投票数:14 平均点:10.00
前
量子に学ぶ経済の考え方(その2)
カテゴリートップ
本物語
次
◉読者の声 ◉「政治科」に賛同,「教育科」に“歴史”の観点も

ログイン


ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失