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本物語

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第53号 2016.1.30

春 いつまで…

三九出版拝

❁ヴヮヴヮヴヮヴヮークシャク,ク,ク,ヒークククヒークシャヴァーン!!!
 およそ人間の発するものとは思えぬ轟音が,我が口から飛び出すこの季節、
 「そんなに驚くことないじゃない」
 新聞を見ながら呆れ声を出した我が細君でありました。
 【 囲碁名人、人工知能に敗れる! 】
 「―だって人間ぐらいバカな生き物はいないんだから―!!」
 ………なんだかどうもすみません………
○「2045年問題」というものがあるそうです。
  コンピューター技術が現在の速度で進歩し続けると,2040年から2050年の間に人工知能は人間の知能を超え,人工知能自らが更に優秀な人工知能を開発していくために,人間はもう何も発明する必要がなくなるんだそうです。くうぇーッ!
  これがあながち荒唐無稽な夢物語と笑えないのは,提唱者のカーツワイルさんという方が人工知能の世界的権威だからであるらしく,勿論,“そりゃまだ技術的に無理だろう”とか“技術的には可能でも社会状況その他諸々から有り得ない”だとかの反論もありますが,ま,大方の懸念は,かのホーキング博士の次の言葉に集約されているのでしょう。
 『完全な人工知能の開発は,人類の終焉を意味するかもしれない』
◇古来SFの世界では,コンピューターが人類と敵対するシナリオなんぞ定番中の定番といえるほどありふれたものですが,それは我々人類が何かしら後ろめたさをもって生きているからでもあるでしょう。普通に良識ある知性の持ち主であれば,例えコンピューターだってこう思うに決まっているからです。
 『ああ,人間さえいなければ地球は平和なのに……』
❁「猿は偉い!猫も偉い!虫なんてホントに偉い!!」
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