本物語
第70号 2021.07.20
忘れた頃に
三九出版
○「天災は忘れた頃に…」は物理学者で防災学者でもあったという寺田寅彦が氏の講演の中で初めて言った言葉。天災ではないのに『本物語』も忘れられた頃になって発行となってしまったようです>。70号をそっと?お届けします。
・それにしても,ヨタヨタしながらも何とか70号まで辿り着きました。これもひとえに原稿ご執筆にご協力くださった皆さん,お目通しいただいた皆さん,そして「継続は力なりだよ」と励ましの>お言葉,誤字脱字のご指摘で叱咤激励を頂いた方々のお力添えがあったればこそと感謝しております。
○さて,……。<私は一人で石段を登りながら、途中で振り返っています。妻はお婆さんの左腕を、もう一人の女性は右腕を握っていました。 「婆っぱの手!離せ!」夢中で叫んでいました。その時
、お婆さんと目が合いました。あの時の目の色。片時も頭から離れません。あの巨大な津波。家の破壊される音(中略)あったはずのそれらの音の記憶が全く無いなかで、忘れられない目の色。>…これは小社がこの5月に発行しました『忘れていませんか 東日本大震災』の中の,いわき市で語り部として活動されている大谷慶一さんの一文です。本書には10人の語り部さんの被災の様子,それ
に遭遇した時の恐怖と不安,茫然自失の心情が飾りのない文章でリアルに綴られています。
・小誌をご一読いただいている皆さん!「もう十年も前のことだから」と言われる方もおられるのでは? しかし,<もう一度、自分の避難所を御家族と一緒に、見直してください! 自分の命と>
、大切な方の命を守るため! 災害は、必ず来ます! でも減災はできます。 東日本大震災の被災地からのお願いです!>…陸前高田被災地語り部・釘子明さんの訴えです。他の9名の語り部さん>
も異口同音にこのように訴えられています。忘れてもよい訳はありません。
・なぜ忘れてはいけないのか。それは本書に目を通していただくだけでもっとよくご理解いただけるはずです。 (m)
・それにしても,ヨタヨタしながらも何とか70号まで辿り着きました。これもひとえに原稿ご執筆にご協力くださった皆さん,お目通しいただいた皆さん,そして「継続は力なりだよ」と励ましの>お言葉,誤字脱字のご指摘で叱咤激励を頂いた方々のお力添えがあったればこそと感謝しております。
○さて,……。<私は一人で石段を登りながら、途中で振り返っています。妻はお婆さんの左腕を、もう一人の女性は右腕を握っていました。 「婆っぱの手!離せ!」夢中で叫んでいました。その時
、お婆さんと目が合いました。あの時の目の色。片時も頭から離れません。あの巨大な津波。家の破壊される音(中略)あったはずのそれらの音の記憶が全く無いなかで、忘れられない目の色。>…これは小社がこの5月に発行しました『忘れていませんか 東日本大震災』の中の,いわき市で語り部として活動されている大谷慶一さんの一文です。本書には10人の語り部さんの被災の様子,それ
に遭遇した時の恐怖と不安,茫然自失の心情が飾りのない文章でリアルに綴られています。
・小誌をご一読いただいている皆さん!「もう十年も前のことだから」と言われる方もおられるのでは? しかし,<もう一度、自分の避難所を御家族と一緒に、見直してください! 自分の命と>
、大切な方の命を守るため! 災害は、必ず来ます! でも減災はできます。 東日本大震災の被災地からのお願いです!>…陸前高田被災地語り部・釘子明さんの訴えです。他の9名の語り部さん>
も異口同音にこのように訴えられています。忘れてもよい訳はありません。
・なぜ忘れてはいけないのか。それは本書に目を通していただくだけでもっとよくご理解いただけるはずです。 (m)