本物語
第79号 2024.7.25
剪定と庭作りの実習
伊藤 研二
私が定年になった時,家の庭木は自分で剪定しようと一念発起して一宮市の職業訓練センターに行く事を決めました。そこで学ぶには試験と面接があり,私は2003年5月1日にそれを受けました。試験は開始1分で「止め」と言われてびっくり。最初に制限時間を聞いてなかったので驚きました。数字を一杯書く問題だったと思います。面接は3分くらいで終了しました。以下に,その実習の様子を記します。
5月19日:オリエンテーション
造園科講師10名 訓練生30名(1班5名の6班) 実技道具貸与(木鋏、鋸、剪定鋏ヘルメット、安全帯など) 教科書,服装(制服、地下足袋)の説明。講師は庭師。翌日から早速実習が始まる。庭木の掘り起こしと根巻き,移植,ロープの結び方がなかなか難しい。
5月26日:雨,自己紹介,いろんな仕事の人がいる。航空自衛隊にいた人,喫茶店をしていた人,また銀行,ビクター,外食産業に勤めていた人等多彩。
その後,庭の設計,植樹,岩組み等を学び,訓練校の庭でチェーンブロックを使って岩組みの練習をする。
6月2日:一宮農協本部で刈込み。初めての校外実習
ツツジ,サツキ,ツゲ,カイズカイブキ等の生垣を刈り込む。高さを揃えるのが難しい。鋏に脂が付きガリガリになってしまった。
6月3日:U師の圃場で五葉松の掘り起しを行った。この五葉松は盆栽として植木鉢に植えてあった時,愛知県知事賞を貰ったことがある。
6月9日:K師の圃場。北山杉の剪定と移植をする。土を掘っていたら白い芋みたいな物が一杯出てきました。これはカラスウリの球根と知りました。天然記念物のキンメモウソウダケを見ました。水前寺公園のものが有名とのこと。
6月10日:浜名湖花博を見学する。帰りに大福寺の庭を見学し,摩訶耶寺の国宝の仏様を拝観する。
6月13日~7月11日:一,二級造園に必要技術の習得。四ツ目垣,建仁寺垣,金閣寺垣,御簾垣などの作り方
7月14日:20種類の木の葉を見て名前を当てる要素試験。私は一回目が14問正解。
2回目は10問正解。1回目はまあまあだが2回目は半分しか出来ず残念。この日はたまたま一宮の七夕祭りでミス七夕3名が訓練センターに来ており,その3名と庭師,生徒全員で記念撮影。一宮の七夕祭りは盛大です。
7月15日~31日:脚立,水準器の使い方,岩組み,延段作りを習得。熊手,青竹の花瓶作りもした。時々,神社,お寺で剪定もした。だんだんと暑くなり水筒は必携で帽子は麦わら帽に替える
8月に入り剪定する時間が多くなる。4日今年最高温度を記録 36.2℃を記録。
庭師の圃場,民家,お寺,神社などに行く。5人で一本の黒松を剪定したり,柘植,もっこく,槇,欅などを剪定した。生徒が一人蜂に刺される。その人は自分で毒を吸い取ったとのことです。
9月になっても暑い日が続く。朔日36℃,2日34℃、3日36℃。8月と同じように校外での剪定をする。
9月6日:D神社で笹狩りをしていたら茶毒蛾に腕と首筋を刺された。笹にはいないのだが木の枝に茶毒蛾がいたらしい。帰宅途中に薬局で薬を買って塗ったのだが全然効かない。翌日上半身が真っ赤になり,痒くて堪らないので休日診療所に行ったら注射してくれた。これが効きました。この年茶毒蛾の大発生をNHKテレビでも放送
していた。
9月18、19日:研修旅行。一泊二日で湯田中へ。庭師10名と生徒24名が参加。
真田邸,旧横田家住宅の庭園見学。次いで指月庵へ。立派な松があり剪定には100人ぐらい掛かりそうと庭師。この研修旅行の最後に光前寺へ。枝垂れ桜、ヒカリゴケなど珍しい植物がある
9月26日~10月1日:T邸へ全員集合
1人1本を原則として大きな木は2~3人で剪定する。卒業試験である。近郷近在、関東からも見に来る人がいたという黒松がありました。
午前の休憩時間にご主人と話す。若い頃野球をしており,愛知一中のピッチャだった。沢村,スタルヒンの時代だ。国鉄スワローズに入団して,金田は2年後輩と語った
10月15日:修了式 30名全員修了証書を貰う。
5月19日:オリエンテーション
造園科講師10名 訓練生30名(1班5名の6班) 実技道具貸与(木鋏、鋸、剪定鋏ヘルメット、安全帯など) 教科書,服装(制服、地下足袋)の説明。講師は庭師。翌日から早速実習が始まる。庭木の掘り起こしと根巻き,移植,ロープの結び方がなかなか難しい。
5月26日:雨,自己紹介,いろんな仕事の人がいる。航空自衛隊にいた人,喫茶店をしていた人,また銀行,ビクター,外食産業に勤めていた人等多彩。
その後,庭の設計,植樹,岩組み等を学び,訓練校の庭でチェーンブロックを使って岩組みの練習をする。
6月2日:一宮農協本部で刈込み。初めての校外実習
ツツジ,サツキ,ツゲ,カイズカイブキ等の生垣を刈り込む。高さを揃えるのが難しい。鋏に脂が付きガリガリになってしまった。
6月3日:U師の圃場で五葉松の掘り起しを行った。この五葉松は盆栽として植木鉢に植えてあった時,愛知県知事賞を貰ったことがある。
6月9日:K師の圃場。北山杉の剪定と移植をする。土を掘っていたら白い芋みたいな物が一杯出てきました。これはカラスウリの球根と知りました。天然記念物のキンメモウソウダケを見ました。水前寺公園のものが有名とのこと。
6月10日:浜名湖花博を見学する。帰りに大福寺の庭を見学し,摩訶耶寺の国宝の仏様を拝観する。
6月13日~7月11日:一,二級造園に必要技術の習得。四ツ目垣,建仁寺垣,金閣寺垣,御簾垣などの作り方
7月14日:20種類の木の葉を見て名前を当てる要素試験。私は一回目が14問正解。
2回目は10問正解。1回目はまあまあだが2回目は半分しか出来ず残念。この日はたまたま一宮の七夕祭りでミス七夕3名が訓練センターに来ており,その3名と庭師,生徒全員で記念撮影。一宮の七夕祭りは盛大です。
7月15日~31日:脚立,水準器の使い方,岩組み,延段作りを習得。熊手,青竹の花瓶作りもした。時々,神社,お寺で剪定もした。だんだんと暑くなり水筒は必携で帽子は麦わら帽に替える
8月に入り剪定する時間が多くなる。4日今年最高温度を記録 36.2℃を記録。
庭師の圃場,民家,お寺,神社などに行く。5人で一本の黒松を剪定したり,柘植,もっこく,槇,欅などを剪定した。生徒が一人蜂に刺される。その人は自分で毒を吸い取ったとのことです。
9月になっても暑い日が続く。朔日36℃,2日34℃、3日36℃。8月と同じように校外での剪定をする。
9月6日:D神社で笹狩りをしていたら茶毒蛾に腕と首筋を刺された。笹にはいないのだが木の枝に茶毒蛾がいたらしい。帰宅途中に薬局で薬を買って塗ったのだが全然効かない。翌日上半身が真っ赤になり,痒くて堪らないので休日診療所に行ったら注射してくれた。これが効きました。この年茶毒蛾の大発生をNHKテレビでも放送
していた。
9月18、19日:研修旅行。一泊二日で湯田中へ。庭師10名と生徒24名が参加。
真田邸,旧横田家住宅の庭園見学。次いで指月庵へ。立派な松があり剪定には100人ぐらい掛かりそうと庭師。この研修旅行の最後に光前寺へ。枝垂れ桜、ヒカリゴケなど珍しい植物がある
9月26日~10月1日:T邸へ全員集合
1人1本を原則として大きな木は2~3人で剪定する。卒業試験である。近郷近在、関東からも見に来る人がいたという黒松がありました。
午前の休憩時間にご主人と話す。若い頃野球をしており,愛知一中のピッチャだった。沢村,スタルヒンの時代だ。国鉄スワローズに入団して,金田は2年後輩と語った
10月15日:修了式 30名全員修了証書を貰う。