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本物語

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第85号 2026.7.25

書きましょう!

三九出版

○前号の本欄で「人間は書く生きもの」と述べましたが,書くについて忘れる,考えるから思いついたことだけに過ぎませんでした。そこでもう一度,書くについて考えてみることにしました。
・『大辞林』(三省堂)には,描く(・・)と併せて ①文字・記号・絵・図形を物の表面に記す。②ある思想内容を文章にする。とあります。――辞書を引くまでもないと言われそうですネ。
○そのような書くを人間は何故するのでしょう。自分の考えを述べるだけでは本当に心もとないので,今度はネットを開くことにしました。<記憶力や理解力の向上, 感性の整理,自己理解の深化, 創造性や問題解決能力の向上,社会的つながりの強化(愚見ですが,広く読んでもらう,後世に残す,も含まれる?)>,さらに<ストレスの軽減>というのもありました。――ということなのですネ,人間が書くのは。
○すでにお気づきのことと思いますが,本号には「東日本大震災」のコーナーがありません。2011年3月11日から15年が過ぎ,地震と津波による大被害について記載することが不要となったということでは,さらさらありません。ちょっとひと休みして……という思いだけなんです。
・振り返ってみますと,あの大震災に関して掲載し始めたのが2011年7月発行の34号。以後15年間の51回,延べ90名の方々に合計180ページご寄稿いただきました。ご寄稿いただいた方々には前記の「なぜ書くのか」を体験していただき,読まれた方々にはあの大震災について,そして今後の備えというものについて考えるよい読み物となったのでは。――いずれ又,です。
○尤も,「東日本大震災」のコーナーの著者だけではなく全てのコーナーの,そして『本物語』だけではなく,全ての本の全ての著者が前記の「何故書くのか」の幾つかの目的が達成されていることと思います。どうでしょう,この駄文を読んでいただいた皆さんもペンを執ってみませんか,そしてそれを本の形にしてみませんか。    (ⅿ)
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