我楽苦多雑記帖 我儘自伝
石附成二 編著
編著者紹介
宮城県仙台第二高等学校,中央大学法学部卒業。 昭和39年4月宮城県庁へ入庁,東京事務所長,環境生活部長,夢メッセ理事長, 人事委員会委員長等を歴任,平成22年3月県関係を退任。 現在,青葉区分区期成協議会会長。
内容の概要
本書は,内容構成が一般的ではない(著者の生き方も?)自伝(自分史)なので 「我儘自伝」なのです。でも,立派な自伝に違いありません。
以下の5章から成る。
第一章 我がライフワークの記――政令都市仙台市の背信、巨大自治体宮城町消滅――
旧仙台市が政令都市になることを目指して隣接する市町との合併を図る。 その市町の一つが旧宮城町で市の中心部と合わせて青葉区に。 その際,人口が5万人を超えた時点で分区することを旧仙台市と旧宮城町とが合意。 これが7万人超えた時点になっても実現していない。 それは約束違反だと声を上げたのが青葉区分区期成協議会。 本章でその活動が詳細に記されている。
第二章 我が折々の記
編著者が他誌に寄稿,掲載されたエッセイ,論文等の中から 「満蒙の風景」「酒・我・人」「夢メッセの震災」「大江戸吉原異聞」 「伊達忍者秘聞」「日韓交流ヒストリア」等,18点を復刻。
第三章 我が読史余論
幼き頃から高校時代までに目を皿にして読んだ本, 少年時代から若き頃までに鑑賞した映画についての解説。
第四章 思行園断章
編著者が引き継いだ「思行園」は父・石附孝平が開拓し育てた農園。 その父を語る家族,友人知人の姿に編著者の人物像の一端を見る。
第五章 我が家のルーツを辿って
石附忠平著「切株の跡」を復刻し, 先祖の一端を見るとともに, 日本史の一面,編著者の今ある姿をも見る。
規格と定価
- A5判・268ページ・並製本・表紙カラー版・本文オール1色
- 定価 1,800円+税10%(1,980円)+送料
原文の紹介(抜粋)
これぞ“我がライフワーク”
「政令都市 仙台市の背信! 巨大自治体 宮城町 消滅す! 人口7万4千余人,面積260km², 税収年額50億円以上を収奪される‼ その衝撃の真実を収録!!!」
(本書のオビより)
第一章より
宮城町長は、石井市長からの天から降って湧いたような合併の申し込みは極めて迷惑な話であった。 何故なら宮城町は仙台市に隣接し、JR仙山線が東西を貫き、 人口も二万九千九十三人と、当時の市制昇格基準の三万人を目前にしていたからである。
第二章より
まだ蒙古には行ったことが無い。旧吉林省に行ったが、それも都市部だけで、 壮大な満蒙の風景を見たことが無い。 司馬遼太郎氏は、「満州の夕陽は赤かったが、モンゴル草原の夕陽は黄ばんでいた」と記している。
第三章より
私の読書は小・中学校時代に始まる。 『おもしろブック』『冒険王』『少年クラブ』等を読み耽った。 山川惣治作の少年王者真吾の大ファンであった。
第四章より
終戦直後は食糧難であった。 農園ではデントコーンを栽培していたが、無断調達をする者がおり、 父は咎めに行くことになるが、最終的には取った分は呉れてやったという。
第五章より
私にとってこの世に生まれた一番の喜びは、 石附という家に生まれたことである。 薄給ではあったが、満ち足りた豊かな気持で少年期を過ごした。
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