有限会社 三九出版 - 「七十代の使命」って?


















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                    「七十代の使命」って?

                               三九出版拝

◎八十代が1,七十代26,六十代121,五十代139,四十代133,三十代57,二十代3。これは現在の衆議院の年代別人数です。また七十代1,六十代6,五十代10,四十代2。これは第二次安倍内閣閣僚の年代別人数です。つまり,衆議院も内閣も七十代の人数は約5%で,日本の政治を担い動かしている人達の殆どは七十歳未満なのです。 (序でながら,上場企業の重役さんも多くは六十歳代以下の人達のようです。)
○八十代以上約8,七十代約12,二十〜六十代約80。これは有権者総数に占めるそれぞれの人口の割合(%)です。12%なのに5%。これでは “一票”ならぬ“一人の格差”が大きいと思いませんか? もちろん「違憲」などと言うつもりはありませんが。
◎また1945年の終戦後生まれの人で最年長は68歳。つまり,日本(世界的にもそうですが)の政治経済に直接関わっている人たちのほとんどが戦後の生まれで,もの心がつき始めたころは日本が戦後の復興を成し遂げつつあり,経済成長期に青春を謳歌し,戦争の悲惨さ,戦後の貧困・混乱を体験したことのない人達が日本を,世界をも動かしているのですね。
◎この春先,私どもは小誌臨時増刊号として「輝け,男七十代」を発行したのは,七十代が蚊帳の外に安住していてよいのだろうかとも考えてのことでした。そして,それを読まれた七十代未満の人の考えを聞くページを本号から設けることにしました。その第1回が五十代の保坂さん(P.10・11)。曰く「増えよ!小うるさいシニア」と。
○よきにつけ悪しきにつけ日本の歴史・伝統の中で育った七十代,やはり伝えるべきものはきちんと伝え,後生を指導する責務があると改めて思いました。小社は生まれてまだ11年ですが,そうした務めを果たすような本作りのお手伝いも使命の一つと考えます。「小うるさい」原稿をお待ちしています。     (本ページ担当のGの都合で代打のm記)         
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